冗筆(読み)じょうひつ

精選版 日本国語大辞典 「冗筆」の意味・読み・例文・類語

じょう‐ひつ【冗筆】

  1. 〘 名詞 〙 むだがき。また、字の動きにむだが多くまとまりのないものやむだの多い文句。〔画史唐画

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「冗筆」の読み・字形・画数・意味

【冗筆】じようひつ

むだな筆づかい。宋・米〔画史〕山水、李は只だ二本を見るのみ。一は石、一は山水なり。~勁挺(けいてい)、枝鬱然(うつぜん)として陰り。楚(けいそ)小木筆無し。蛇鬼を爲さず。

字通「冗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android