精選版 日本国語大辞典 「写真挟」の意味・読み・例文・類語 しゃしん‐ばさみ【写真挟】 〘 名詞 〙① =しゃしんちょう(写真帳)[初出の実例]「写真挿(バサミ)には、おきよの母親、兄弟、友達などのが、一杯に挿(さ)されてある」(出典:妻(1908‐09)〈田山花袋〉二六)② 写真を入れて柱にかけたり家具の上にのせたりして飾るもの。写真たて。また、携帯用のものにもいう。[初出の実例]「縫取の写真挟みに、お前様と私と二人が名の頭文字を、羅馬字もて縫取り」(出典:変目伝(1895)〈広津柳浪〉四)「本箱の上に二人で写した写真が美しく写真挟みにはさまれて」(出典:三畳と四畳半(1909)〈高浜虚子〉五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例