コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

写真芸術 しゃしんげいじゅつphotographic art

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

写真芸術
しゃしんげいじゅつ
photographic art

芸術としての写真。初期は絵画の後進芸術とみなされて絵画的表現に追従したが,次第に記録的なリアリズムに目ざめるようになった。 20世紀初頭,アメリカ人 A.スティーグリッツらによって写真的リアリズムに基礎をおく近代写真が確立される一方,前衛芸術運動とも呼応して,芸術としての写真分野が認識されるようになった。 1930年代以降,小型カメラの発達によりいわゆるスナップ・ショット手法が生れ,フランス人カルティエ=ブレッソンは現象的事実の「決定的瞬間」へ肉迫し,写真芸術は大きな転換期を迎えることになった。第2次世界大戦後は美術との新しい交流を含めて,写真独自の表現的な試みが活発となり,現代美術においても重要な位置を占めるようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

写真芸術の関連キーワードアントワーヌ プーペルフォト・セセッションフォト・セセッションスナップショット秋山 庄太郎淵上 白陽グルスキー重森 弘淹スタイケン渡辺 義雄ブレッソン秋山庄太郎福原 信三風景写真福田勝治映像文化藤井秀樹福原信三伊奈信男金丸重嶺

今日のキーワード

偽計業務妨害罪

虚偽の風説を流布し,または偽計を用いて人の業務を妨害する罪 (刑法 233) 。流布とは,犯人自身が公然と文書,口頭で伝達するほか,口伝えに噂として流す行為も含む。偽計とは人を欺罔,誘惑し,あるいは人...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

写真芸術の関連情報