冠の板(読み)カブリノイタ

デジタル大辞泉 「冠の板」の意味・読み・例文・類語

かぶり‐の‐いた【冠の板】

武具金具廻かなぐまわの一。袖や栴檀せんだんの板、または小手こてのいちばん上の板。かぶりいた。かむりのいた。かむりいた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「冠の板」の意味・読み・例文・類語

かぶり【冠】 の 板(いた)

  1. (よろい)の金具廻(かなぐまわ)りの一種。袖、栴檀板(せんだんのいた)、または、小手(こて)の一番上の板。かぶりいた。かむりの板。かむりいた。
    1. [初出の実例]「かぶとのゆむでのふきかへし、おもてのほうさきめてのかふりの板をかけてづむと切てぞ落ける」(出典:幸若・高たち(室町末‐近世初))

かむり【冠】 の 板(いた)

  1. かぶり(冠)の板

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android