冥契(読み)めいけい

精選版 日本国語大辞典 「冥契」の意味・読み・例文・類語

めい‐けい【冥契】

〘名〙
無言のままでも、心と心とがぴたりと一致すること。
※孜孜斎詩話(1800頃)下「予因以為、意境之同、冥契暗合。置而不改」
異類妖怪と結婚すること。また、死んだ男女を結婚させること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「冥契」の読み・字形・画数・意味

【冥契】めいけい

黙して心と心とが合う。〔晋書、慕容垂載記〕將軍を一見に奇とし、將軍に託するに斷金(の交)を以てす。は宗宗族旧臣)に踰(こ)え、任は懿(いはん)(親しい諸侯)に齊(ひと)し。古より君臣冥重き、豈に此れより甚だしきあらんや。

字通「冥」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android