冥契(読み)めいけい

精選版 日本国語大辞典 「冥契」の意味・読み・例文・類語

めい‐けい【冥契】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 無言のままでも、心と心とがぴたりと一致すること。
    1. [初出の実例]「予因以為、意境之同、冥契暗合。置而不改」(出典:孜孜斎詩話(1800頃)下)
  3. 異類妖怪と結婚すること。また、死んだ男女を結婚させること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「冥契」の読み・字形・画数・意味

【冥契】めいけい

黙して心と心とが合う。〔晋書、慕容垂載記〕將軍を一見に奇とし、將軍に託するに斷金(の交)を以てす。は宗宗族旧臣)に踰(こ)え、任は懿(いはん)(親しい諸侯)に齊(ひと)し。古より君臣冥重き、豈に此れより甚だしきあらんや。

字通「冥」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android