冬囲(読み)ふゆがこい

精選版 日本国語大辞典 「冬囲」の意味・読み・例文・類語

ふゆ‐がこい‥がこひ【冬囲】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 冬季、使用できない船を陸上または川口入江などで囲うこと。船囲(ふながこい)。浮囲(うきがこい)
    1. [初出の実例]「其節古船他国にて冬囲仕居」(出典:内田家記録‐五(1872))
  3. ゆきがこい(雪囲)
    1. [初出の実例]「百姓達は冬囲ひが終ってしまふと、草家の中にもぐりこんで」(出典:防雪林(1928)〈小林多喜二〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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