冬室村(読み)ふゆむろむら

日本歴史地名大系 「冬室村」の解説

冬室村
ふゆむろむら

[現在地名]上河内村冬室

宮山田みややまだ村の南に位置し、東部山田やまだ川が南流する。縄文および古墳時代から平安期の冬室下遺跡、古墳時代から奈良時代の西山せいざんA遺跡などがあり、丘上には平安期の築城ともいわれる西山城跡がある。近世は初め宇都宮藩領、慶長六年(一六〇一)家臣奥平勝輝の給地となる(「家中系図」奥平文書)。寛延二年(一七四九)下総佐倉藩領、明和元年(一七六四)再び宇都宮藩領となり幕末に至る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android