日本歴史地名大系 「冬室村」の解説 冬室村ふゆむろむら 栃木県:河内郡上河内村冬室村[現在地名]上河内村冬室宮山田(みややまだ)村の南に位置し、東部を山田(やまだ)川が南流する。縄文および古墳時代から平安期の冬室下遺跡、古墳時代から奈良時代の西山(せいざん)A遺跡などがあり、丘上には平安期の築城ともいわれる西山城跡がある。近世は初め宇都宮藩領、慶長六年(一六〇一)家臣奥平勝輝の給地となる(「家中系図」奥平文書)。寛延二年(一七四九)下総佐倉藩領、明和元年(一七六四)再び宇都宮藩領となり幕末に至る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報