冷物(読み)ひやしもの

精選版 日本国語大辞典 「冷物」の意味・読み・例文・類語

ひやし‐もの【冷物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 水や氷などで冷やして食する食物総称。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. 太刀、刀類の異称
    1. [初出の実例]「頼員が帯せし細身作りの冷(ヒヤ)し物」(出典浄瑠璃大塔宮曦鎧(1723)つはもの万歳)

つめた‐もの【冷物】

  1. 〘 名詞 〙(なます)をいう女房詞
    1. [初出の実例]「女房ことば〈略〉なます、おなま、つめた物とも」(出典:大上臈御名之事(16C前か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む