凛烈(読み)りんれつ

精選版 日本国語大辞典 「凛烈」の意味・読み・例文・類語

りん‐れつ【凜冽・凜烈】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用ナリ・タリ 〙
  2. 寒気がきびしいさま。
    1. [初出の実例]「晴、自朝風吹、終日凜烈」(出典水左記‐承暦五年(1081)一二月二七日)
    2. 「凜冽(リンレツ)たる風膚を裂く」(出典:近江聖人(1892)〈村井弦斎〉満天風雪)
    3. [その他の文献]〔李白‐大猟賦〕
  3. 態度気風・性格などが厳格なさま。
    1. [初出の実例]「小野氏の詩は無機物の荒廃をうたった無韻律の凜冽なリズムにうたれてみごとだけれど」(出典:青い月曜日(1965‐67)〈開高健〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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