凝析(読み)ギョウセキ

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化学辞典 第2版 「凝析」の解説

凝析
ギョウセキ
coagulation

疎水ゾル電解質を加えたとき,コロイド粒子が集合して大粒子となり析出沈殿する現象.凝結ともいう.コロイド粒子のもつ電荷が反対符号をもつ電解質イオンによって中和され凝集しやすくなるためであり,一定時間内に凝析を起こすのに必要な電解質の最低濃度は,イオンの電荷が大きいほど低い.広義には親水ゾルの凝固も凝析という.[別用語参照]シュルツ-ハーディの法則

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改訂新版 世界大百科事典 「凝析」の意味・わかりやすい解説

凝析 (ぎょうせき)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「凝析」の意味・わかりやすい解説

凝析
ぎょうせき

凝結」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の凝析の言及

【凝結】より

…【小野 嘉之】(2)コロイドの凝結coagulation コロイド粒子が凝集し大きな粒子となる現象。凝析ともいう。これによってゾルは濁り,粒子は沈殿するようになる。…

※「凝析」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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