コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

処女降誕 しょじょこうたん

2件 の用語解説(処女降誕の意味・用語解説を検索)

大辞林 第三版の解説

しょじょこうたん【処女降誕】

神々や英雄の誕生を、処女の超自然的な懐胎によるものとする観念・信仰。キリスト教ではイエスを聖霊によって懐胎した処女マリアから生まれた神の子とし、それゆえ原罪を免れていると説かれることが多い。

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

しょじょこうたん【処女降誕 Virgin Birth】

使徒信条イエスに対する告白の中に述べられている句,〈主は聖霊によりてやどり,処女マリアより生まれ〉の内容を通常〈処女降誕〉と称し,キリスト者の信仰を表すものとされている。しかしこれについて聖書はマタイとルカ両福音書の,いわゆる降誕物語において語っているのみであって,マルコヨハネパウロはまったくこれにふれていない。それゆえキリスト者の中にも,これをイエスの十字架と復活への信仰ほどに重大に受けとる必要を認めない者もある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内の処女降誕の言及

【処女懐胎】より

…いわゆる〈丹塗り矢式〉の神婚説話として広く分布する伝承であるが,石田英一郎によると,こうした各地に流布する説話伝承の背後には,すでに消滅しかけた処女懐胎の古信仰があるという(《桃太郎の母》)。感精伝説
[処女マリアとイエスの誕生]
 キリスト教世界では,処女懐胎の伝承は,もっぱら神の子イエス・キリストの誕生物語(処女降誕)として伝えられている。マリアには,許婚者のヨセフがいたが,結婚する前に天使の御告げ(聖告)を聞き,聖霊によってみごもり,ベツレヘムで男子を出産したというのである。…

※「処女降誕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone