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処女降誕 しょじょこうたん

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大辞林 第三版の解説

しょじょこうたん【処女降誕】

神々や英雄の誕生を、処女の超自然的な懐胎によるものとする観念・信仰。キリスト教ではイエスを聖霊によって懐胎した処女マリアから生まれた神の子とし、それゆえ原罪を免れていると説かれることが多い。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

しょじょこうたん【処女降誕 Virgin Birth】

使徒信条イエスに対する告白の中に述べられている句,〈主は聖霊によりてやどり,処女マリアより生まれ〉の内容を通常〈処女降誕〉と称し,キリスト者の信仰を表すものとされている。しかしこれについて聖書はマタイとルカ両福音書の,いわゆる降誕物語において語っているのみであって,マルコヨハネパウロはまったくこれにふれていない。それゆえキリスト者の中にも,これをイエスの十字架と復活への信仰ほどに重大に受けとる必要を認めない者もある。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の処女降誕の言及

【処女懐胎】より

…いわゆる〈丹塗り矢式〉の神婚説話として広く分布する伝承であるが,石田英一郎によると,こうした各地に流布する説話伝承の背後には,すでに消滅しかけた処女懐胎の古信仰があるという(《桃太郎の母》)。感精伝説
[処女マリアとイエスの誕生]
 キリスト教世界では,処女懐胎の伝承は,もっぱら神の子イエス・キリストの誕生物語(処女降誕)として伝えられている。マリアには,許婚者のヨセフがいたが,結婚する前に天使の御告げ(聖告)を聞き,聖霊によってみごもり,ベツレヘムで男子を出産したというのである。…

※「処女降誕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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