デジタル大辞泉 「凶会日」の意味・読み・例文・類語 くえ‐にち〔クヱ‐〕【▽凶会日】 暦注の一。干支えとの組み合わせから、ある事柄をするのに最凶であるとされる日。二十数種あり、月ごとに定める。悪日。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「凶会日」の意味・読み・例文・類語 くえ‐にちクヱ‥【凶会日】 〘 名詞 〙 陰陽道で、干支(えと)の組合せに基づく凶日、悪日。たとえば、旧暦正月では庚戌・辛卯・甲寅、二月では己卯・乙卯・辛酉の日が、これに当たるとされる。凶会(くえ)。[初出の実例]「而彼日 当凶会日」(出典:九暦‐九条殿記・五月節・天慶七年(944)五月三日)「ことに人に知られぬもの、くゑ日」(出典:枕草子(10C終)二六一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例