出座(読み)シュツザ

デジタル大辞泉 「出座」の意味・読み・例文・類語

しゅつ‐ざ【出座】

貴人がその席に出ること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「出座」の意味・読み・例文・類語

いで‐まし【出座】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「いでます(出座)」の連用形名詞化 ) お出まし。お出かけ。
    1. [初出の実例]「玉手の家の 八重子の刀自(とじ) 伊提麻志(イデマシ)の 悔いはあらじぞ 出でませ子」(出典日本書紀(720)天智九年五月・歌謡)

しゅつ‐ざ【出座】

  1. 〘 名詞 〙 貴人や身分の高い者が、その座席へ出ること。また、一般にその座に出ること。
    1. [初出の実例]「藤秋来。今春未謁之間、出座致物語也」(出典:教言卿記‐応永一六年(1409)二月六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android