出淵町(読み)いでぶちまち

日本歴史地名大系 「出淵町」の解説

出淵町
いでぶちまち

[現在地名]松山市三番さんばん町五―六丁目付近

松山城下町の南部に位置し、南堀端みなみほりばた町に平行して東西に通ずる町筋。東は三番町、西はかや町、南は花園はなぞの町、北は南堀端町に接する。初め同心どうしん町とよばれていたことは、寛文―天和年間(一六六一―八四)と推定される松山秘図(伊予史談会蔵)によって明らかである。同心(軽輩の武士)が居住していたためであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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