デジタル大辞泉 「出精」の意味・読み・例文・類語 しゅっ‐せい【出精】 [名](スル)精を出して努めること。精励。「君が今の様に―して下されば」〈漱石・坊っちゃん〉[類語]勉強・勉励・精励・精進しょうじん 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「出精」の意味・読み・例文・類語 しゅっ‐せい【出精】 〘 名詞 〙 精を出すこと。励みつとめること。精励。励精。[初出の実例]「軍兵衛殿、其元の儀は、別けて弟子衆の内にも御懇意に仕る故、御出精もなされて、身の捻り、眼の放れ、思ひ切て附入らっしゃる気性ござれば、鎖鎌を進上致す」(出典:歌舞伎・幼稚子敵討(1753)二)「一かたならず御出精なれども、はかばか敷御合点参らぬなり」(出典:蘭東事始(1815)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例