勉励(読み)ベンレイ

デジタル大辞泉 「勉励」の意味・読み・例文・類語

べん‐れい【勉励】

[名](スル)つとめはげむこと。一所懸命に努力すること。「学業勉励する」「刻苦勉励
[類語]勉強出精奮励努力精励頑張る踏ん張る奮闘奮発奮起刻苦粉骨砕身はげ張り切るやり抜く粘る励行刻苦勉励精進精勤恪勤かっきん努めるいそしむ精出す精を出す精が出る打ち込む注ぎ込む熱を入れる力を入れる馬力を掛ける

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精選版 日本国語大辞典 「勉励」の意味・読み・例文・類語

べん‐れい【勉励・勉厲】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) つとめはげむこと。一心に努力すること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「従初承一レ勅、勉励彌切。諸子百家、略以閲覧。晏駕之後、哀慕感恨云、誰為為之」(出典日本文徳天皇実録‐仁寿二年(852)一二月辛巳)
    2. 「蓋し国人性勉励なるを以て」(出典:日本風俗備考(1833)二)
    3. [その他の文献]〔漢書‐循吏伝序〕

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普及版 字通 「勉励」の読み・字形・画数・意味

【勉励】べんれい

つとめはげます。漢・司馬遷〔任少(安)に報ずる書〕最下は、腐刑極まれり。傳に曰く、刑は大夫に上(くは)へずと。此れ、士のせざるべからざるを言ふなり。

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