出西しょうが(読み)しゅっさいしょうが

事典 日本の地域ブランド・名産品 「出西しょうが」の解説

出西しょうが[根菜・土物類]
しゅっさいしょうが

中国地方島根県地域ブランド
主に簸川郡斐川町出西地区で生産されている。出西地区でしか育たないしょうが。親指大に株別れしてつながっている小型のしょうがで、堅い繊維質がなく、強い辛みをもつ。香り高い。酢漬け・煮物などに使われる。昭和30年代までは盛んに生産されていたが、その後栽培衰退。1998(平成10)年、斐川町特産開発振興会により復活。また、生姜糖・カレー・シャーベットなど加工製品も盛んにつくられている。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「出西しょうが」の解説

出西しょうが

島根県出雲市出西(しゅっさい)地区で生産される親指大に株別れしてつながる小ショウガ。繊維質が少なく、強い辛みと上品な甘さがある。栽培の歴史は400年以上と言われ、昭和30年代までは盛んに生産されていたがその後栽培が減少。1998年以降、斐川町特産開発振興会が中心となり、地域特産野菜として復興を目指している。

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