刃傷事件と吉良邸討ち入り

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刃傷事件と吉良邸討ち入り

赤穂藩主の浅野内匠頭あさの・たくみのかみが元禄14年3月、江戸城松の廊下徳川幕府要職にあった吉良上野介きら・こうずけのすけに切りつけ、負傷させた。幕府内匠頭だけに切腹を命じ、上野介を処分しなかった。赤穂浪士47人が翌年12月、吉良邸で上野介をあだ討ちした。主君への忠義を示した浪士が歌舞伎や時代劇の「忠臣蔵」で人気となった一方敵役として描かれた上野介は名君だったとして、再評価する動きが近年高まっている。

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