出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
→忠
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…しかし,親子に発して家を支える孝が,忠と対立することも避けがたく,《平家物語》にあらわれる平重盛が,君に忠ならんとすれば孝ならず,親に孝ならんとすれば忠ならずと嘆いて父清盛を諫めた話は,広く知られている。近世の社会では,忠は将軍と大名,大名と家臣にはじまり,すべての主従関係の根幹をなすものとされ,さまざまな道学的な説明のほかに,忠義の美談や,忠言が受け容れられずに苦悩する人間の姿を描いた読物や劇がつぎつぎにあらわれた。近世の社会が動揺しはじめると,忠孝一致(吉田松陰),忠孝一本(藤田東湖)というように,忠への一元化が強調されるようになり,やがて近代には,忠の対象が天皇に集中していくことになった。…
※「忠義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...