分域累帯構造(読み)ぶんいきるいたいこうぞう(その他表記)sector zoning

岩石学辞典 「分域累帯構造」の解説

分域累帯構造

結晶成長に際して特定方向の結晶面によって成分不純物などの吸着が異なる場合に,結晶の領域ごとに組成が異なり分域に分かれた累帯構造が作られることがある.石英空晶石(chiastolite),クロリトイドなどに見られる.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android