分域累帯構造(読み)ぶんいきるいたいこうぞう(英語表記)sector zoning

岩石学辞典 「分域累帯構造」の解説

分域累帯構造

結晶成長に際して特定方向の結晶面によって成分不純物などの吸着が異なる場合に,結晶の領域ごとに組成が異なり分域に分かれた累帯構造が作られることがある.石英空晶石(chiastolite),クロリトイドなどに見られる.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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