空晶石(読み)クウショウセキ

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「空晶石」の意味・読み・例文・類語

くうしょう‐せきクウシャウ‥【空晶石】

  1. 〘 名詞 〙 紅柱石の一種鉱石横断面に十字形をなして配列する包有物をもつ。岩手県岩泉、京都府和束(わづか)などに産する。これを含む岩石は飾り石として用いられる。〔鉱物字彙(1890)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「空晶石」の意味・わかりやすい解説

空晶石
くうしょうせき

紅柱石のうち、横断面上に、炭質物が規則正しくX字様に包まれている鉱物。変成を受けた泥質岩中に産する。

松原 聰]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む