空晶石(読み)クウショウセキ

デジタル大辞泉 「空晶石」の意味・読み・例文・類語

くうしょう‐せき〔クウシヤウ‐〕【空晶石】

紅柱石の一。内部十字形に配列した炭質物を含むもの。ホルンフェルス中に産出キアストライト。キャストライト。

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精選版 日本国語大辞典 「空晶石」の意味・読み・例文・類語

くうしょう‐せきクウシャウ‥【空晶石】

  1. 〘 名詞 〙 紅柱石の一種鉱石横断面に十字形をなして配列する包有物をもつ。岩手県岩泉、京都府和束(わづか)などに産する。これを含む岩石は飾り石として用いられる。〔鉱物字彙(1890)〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「空晶石」の意味・わかりやすい解説

空晶石
くうしょうせき

紅柱石のうち、横断面上に、炭質物が規則正しくX字様に包まれている鉱物。変成を受けた泥質岩中に産する。

松原 聰]

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