分裂装置(読み)ぶんれつそうち(その他表記)mitotic apparatus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「分裂装置」の意味・わかりやすい解説

分裂装置
ぶんれつそうち
mitotic apparatus

細胞分裂が起るときに必要とされる細胞内構造一式をいう。染色体星状体中心体,紡錘体などから成る。細胞の固定に際して現れてくる単なる像ではないかとの疑問もあったが,ウニなどの細胞から,実際に分裂装置が取出されて,実在が明らかとなった。主成分はミクロチューブル蛋白質であり,少量のリボ核酸も含む。

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世界大百科事典(旧版)内の分裂装置の言及

【細胞分裂】より

…細胞の分裂期において,それまで染色質(クロマチン)の形で分散していたDNAは,ある種のタンパク質と緊密に凝縮して染色体という形をとる。これらの染色体が分裂装置と呼ばれる構造によって2組に分かれてのち,やがて染色体は元のように拡散して再び染色質となる。一つの核がこのように二つの娘核になることを核分裂という。…

※「分裂装置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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