切ながる(読み)せつながる

精選版 日本国語大辞典 「切ながる」の意味・読み・例文・類語

せつな‐が・る【切がる】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 形容詞「せつない」の語幹に、接尾語「がる」の付いたもの ) 押しせまられて苦しがる。つらく思う気持態度に表わす。
    1. [初出の実例]「やぶ入りにくるを結局せつながり」(出典:雑俳・口よせ草(1736))
    2. 「如彼(あんな)に苦(セツ)ながりやがるから、産婆(ばあさん)を呼びに行って」(出典黒蜴蜓(1895)〈広津柳浪〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む