切り能(読み)きりのう

精選版 日本国語大辞典 「切り能」の意味・読み・例文・類語

きり‐のう【切能・尾能】

  1. 〘 名詞 〙 一日番組最後に演じる能。五番立て能組のときの最後に位置するところから、五番目物ともいう。切。切の能。
    1. [初出の実例]「きり能や一足飛に越ぬらん〈友雪〉 田楽法師かろき春日野〈西鶴〉」(出典:俳諧・両吟一日千句(1679)第五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android