切り能(読み)きりのう

精選版 日本国語大辞典 「切り能」の意味・読み・例文・類語

きり‐のう【切能・尾能】

  1. 〘 名詞 〙 一日番組最後に演じる能。五番立て能組のときの最後に位置するところから、五番目物ともいう。切。切の能。
    1. [初出の実例]「きり能や一足飛に越ぬらん〈友雪〉 田楽法師かろき春日野〈西鶴〉」(出典:俳諧・両吟一日千句(1679)第五)

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