切入る(読み)キリイル

デジタル大辞泉 「切入る」の意味・読み・例文・類語

きり‐い・る【切(り)入る/斬(り)入る】

[動ラ五(四)]刀をかざして敵の中に突入する。きりこむ。
「唯一人にて敵陣に、―・りしが」〈竜渓経国美談

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精選版 日本国語大辞典 「切入る」の意味・読み・例文・類語

きり‐い・る【切入】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 切って中にはいる。刀を振りかざして敵中に突き進む。切り込む。
    1. [初出の実例]「御所(しょ)の内まできりいりて、日本国の侍(さぶらひ)どもの、きられぬ物は候はず」(出典曾我物語(南北朝頃)一〇)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙きりいれる(切入)

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