切渡村(読み)きりわたりむら

日本歴史地名大系 「切渡村」の解説

切渡村
きりわたりむら

[現在地名]荻町木下きのした

馬渡まわたり川の北岸標高六〇〇メートル前後に集落が散在する。正保元禄・天保の各郷帳に村名がみえない。貞享二年(一六八五)には葎原組に属し、村位は下、高二二八石で、庄屋は平兵衛(農民一揆)。弘化物成帳では葎原組のうち、村位は下、免二ツ四分、田はなく、畑一二六石余(二七町七反余)・屋敷二石余(二反余)で、開田はなく、開畑五石余(一〇町八反余)がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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