切目川(読み)きりめがわ

日本歴史地名大系 「切目川」の解説

切目川
きりめがわ

印南町の最東部の山地川又かわまた辺りを最上流として西流、真妻まづま山の南麓で流路を南に変え、赤松あかまつ山東麓を南流し、島田しまだの北で太平洋に流入する。全長三四キロ。「中右記」天仁二年(一一〇九)一〇月二一日条に「渡切陪川」とみえる。「紀伊名所図会」は「源は山地荘境の高峰より発して、川流曲折最多し、熊野路にては西野地島田二村の間を流れて海に入る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android