精選版 日本国語大辞典 「初段」の意味・読み・例文・類語
しょ‐だん【初段】
〘名〙
※栂尾明恵上人伝記(1232‐50頃)上「初段の金剛手〈略〉句の下、経の終を尽くす」
※西洋学校軌範(1870)〈小幡甚三郎訳〉仏蘭西学校「其教法は初段の教へなく、凡て諸科上等の教を授くる学校にして」
② 浄瑠璃の最初の段。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第九「さく花をまてば初段を語出す 鶯よりも其子なかすな」
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