初瀬・泊瀬(読み)はつせ

精選版 日本国語大辞典 「初瀬・泊瀬」の意味・読み・例文・類語

はつせ【初瀬・泊瀬】

万葉(8C後)七・一〇九五「三諸つく三輪山見ればこもりくの始瀬(はつせ)の檜原思ほゆるかも」
[2] 〘名〙 香木の名。分類新伽羅(きゃら)香味は酸辛苦。六十一種名香一つ。〔建部隆勝香之筆記(香道秘伝所収)(1573)〕
[語誌]→「はせ(初瀬)」の語誌

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