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別当屋敷町(読み)べつとうやしきまち

日本歴史地名大系 「別当屋敷町」の解説

別当屋敷町
べつとうやしきまち

[現在地名]新宮市別当屋敷町

薬師やくし町の南にあって、町の南を堀端ほりばた通がほぼ東西に通る。地名は、古く当地に熊野別当の屋敷があったことによる。江戸時代初期頃の新宮古図(新宮木材協同組合蔵)には町名はみえず、ただ町家・神人・在家があり、西には田地があった。江戸時代何度も類焼したが、明治三年(一八七〇)大火は当町より出火し、取出とりで神倉かんのくら神社東の下地しもじ方面まで延焼、七一三戸が焼失新宮藩より一戸につき玄米一斗、知藩事より五升が支給された(和歌山県史料新宮藩史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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