別所山経塚(読み)べつしよやまきようづか

日本歴史地名大系 「別所山経塚」の解説

別所山経塚
べつしよやまきようづか

[現在地名]南陽市池黒 上平

宮内みやうちの熊野神社の西八五〇メートルの別所山より、明治一八年(一八八五)独鈷杵などとともに在銘の経筒が発見されたが、遺構や出土状況は明らかでない。神社境域の西限を示すとも考えられる。外容器である自然石を加工した石櫃の中から、印籠式被せ蓋の経筒とともに鍍金された独鈷杵、卵形に磨いた玉石が出土した。経筒は鋳銅製、厚肉で五・一三キロの重量があり、総高二六・二センチ、口径一四・五センチ、身高二一・二センチで、身の中央部に竹の節状の二条の突帯がめぐる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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