利休下駄(読み)リキュウゲタ

デジタル大辞泉 「利休下駄」の意味・読み・例文・類語

りきゅう‐げた〔リキウ‐〕【利休下駄】

日和ひより下駄で、薄く低い二枚歯を木地のままの台に入れたもの。浅い爪革つまかわをかけて雨下駄ともする。

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精選版 日本国語大辞典 「利休下駄」の意味・読み・例文・類語

りきゅう‐げたリキウ‥【利休下駄】

  1. 〘 名詞 〙 日和下駄一種。薄く低い二枚歯をつけたもの。多く浅い爪革(つまかわ)をかけて用いる。利休
    1. [初出の実例]「利休ばし、利休下駄、大工、中瀬、八百屋、魚屋も、草鞋ときすつるより」(出典:随筆・癇癖談(1791か)上)

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世界大百科事典(旧版)内の利休下駄の言及

【下駄】より

…今は多く桐を用いる。二枚歯の低い差歯下駄は日和(ひより)下駄(利休下駄)といい,雨あがりの歩行にはかれた。台の厚い差歯下駄を助六下駄,後ろだけに歯を入れたものを後歯下駄といい,同じ用途である。…

※「利休下駄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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