利智(読み)りち

精選版 日本国語大辞典 「利智」の意味・読み・例文・類語

り‐ち【利智】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏語。するどい智慧。すぐれた智慧。また、その人。
    1. [初出の実例]「第四〈略〉鈍根六十劫、利智則三生、修練苦行乃証聖位」(出典秘蔵宝鑰(830頃)中)
  3. ( 形動 ) 感覚がするどいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「辟支仏の、利智(リチ)にして無漏最後身なる、また十方界にみちて、そのかず、竹林のごとくならん」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む