利楽(読み)りらく

精選版 日本国語大辞典 「利楽」の意味・読み・例文・類語

り‐らく【利楽】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。利益と安楽。また、衆生にそれを与えること。しあわせにすること。
    1. [初出の実例]「利楽抜済、不身倦」(出典性霊集‐七(835頃)田少弐為孝子設斎願文)
    2. 「専苦行して、天下の万民を利楽(リラク)すべし」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)拾遺)
    3. [その他の文献]〔薬師琉璃光如来本願功徳経〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む