券文(読み)けんもん

精選版 日本国語大辞典 「券文」の意味・読み・例文・類語

けん‐もん【券文】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「もん」は「文」の呉音 ) 証文証拠書類。奈良時代以降、土地家屋などに関する権利を証する文書券契
    1. [初出の実例]「請庄地券文事」(出典:東南院文書‐天平宝字四年(760)一一月七日・東大寺三綱牒)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android