刹土(読み)セツド

精選版 日本国語大辞典 「刹土」の意味・読み・例文・類語

せつ‐ど【刹土】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「せつ」は[梵語] kṣetra (刹多羅)の略で、国土の意 ) 仏語。くに。国土。生物の住する場所のこと。
    1. [初出の実例]「三密遍刹土 虚空厳道場」(出典性霊集‐一(835頃)遊山慕仙詩)
    2. 「此如来は遙十恒河沙の刹土を隔てて」(出典:神道集(1358頃)三)
    3. [その他の文献]〔玄応音義‐一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む