刺貫(読み)さしぬき

精選版 日本国語大辞典 「刺貫」の意味・読み・例文・類語

さし‐ぬき【刺貫】

  1. 〘 名詞 〙 織込み緯(よこいと)一種紋織物などで、緯が縫針で刺したように経(たていと)の上に現われているもの。また、その地合
    1. [初出の実例]「振り袖、刺貫(サシヌキ)稚児の拵へにて、竹花活に海棠の差したるを持ち、出て来る」(出典歌舞伎法懸松成田利剣(1823)四立)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む