剃金村(読み)そりがねむら

日本歴史地名大系 「剃金村」の解説

剃金村
そりがねむら

[現在地名]白子町剃金

五井ごい村の東、南白亀なばき川左岸に位置する。東部九十九里浜納屋集落がある。弘治元年(一五五五)地引網漁を伝えたという紀伊の西宮久助は当村の長島丹後家に寄寓したとされる(「江浦干鰯問屋仲買根元由来記」など)。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高一八〇石。寛文八年(一六六八)の鷹場五郷組合帳では曾利金として小沼田組に属し、旗本酒井・中川の相給で高一八〇石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android