剃金村(読み)そりがねむら

日本歴史地名大系 「剃金村」の解説

剃金村
そりがねむら

[現在地名]白子町剃金

五井ごい村の東、南白亀なばき川左岸に位置する。東部九十九里浜納屋集落がある。弘治元年(一五五五)地引網漁を伝えたという紀伊の西宮久助は当村の長島丹後家に寄寓したとされる(「江浦干鰯問屋仲買根元由来記」など)。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高一八〇石。寛文八年(一六六八)の鷹場五郷組合帳では曾利金として小沼田組に属し、旗本酒井・中川の相給で高一八〇石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む