弁天神社(読み)べんてんじんじや

日本歴史地名大系 「弁天神社」の解説

弁天神社
べんてんじんじや

[現在地名]松前郡松前町字弁天

松前湾の南西端に浮ぶ弁天島に鎮座する。祭神は市杵島姫命。旧村社。近世は弁財天堂とよばれ(福山秘府)、また厳島社とも称していた(渡島国地誌提要)。松前城下の総鎮守(「松前歳時記草稿」、「蝦夷日誌」一編)。永正一二年(一五一五)松前坤之島(弁天島)に造営されたという(福山秘府)。シャクシャインの戦に関連して「津軽一統志」には「けわい坂」に続けて「弁才天」・赤平(あかひら)村などがみえる。文化三年(一八〇六)の松前市中地図によると弁財天島は松前城下生符(いけつぷ)町から約一〇町、弁天堂は化粧(けしよう)川から陸道七町四五間(文化頃松前分間絵図)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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