則之内村(読み)すのうちむら

日本歴史地名大系 「則之内村」の解説

則之内村
すのうちむら

[現在地名]川内町則之内

おもて川の流域の河岸段丘上に集落があり、村の南部は山地となっている。北は松瀬川ませかわ村と接する。

慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)久米くめ郡の項に「則之内村 林有、柴山有、小川有」とみえ、村高六九三石二合、うち田五一三石七升三合、畑一七九石九斗二升九合とある。考古遺跡は発見されず開発は新しい。

「伊予古蹟志」に「則或作内邑有精舎安国」とある安国あんこく寺は暦応二年(一三三九)河野通盛建立で、室町時代初期この地が河野氏の勢力下にあったことを示す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む