前田政雄(読み)マエダ マサオ

20世紀日本人名事典 「前田政雄」の解説

前田 政雄
マエダ マサオ

大正・昭和期の木版画



生年
明治37(1904)年12月4日

没年
昭和49(1974)年3月27日

出生地
北海道函館市

学歴〔年〕
川端画学校洋画科〔大正13年〕卒

経歴
油絵を梅原龍三郎、版技術を平塚運一に学んだ。日本版画協会、国画会版画部会員となり、昭和5年国際美術協会展で「支笏湖」が受賞、国画会展では14年「房総海辺」で褒状、15年「黒猫」「大海」で奨学金を受けた。そのほか聖徳太子奉賛展、大調和展、日本水彩画展にも出品している。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「前田政雄」の解説

前田政雄 まえだ-まさお

1904-1974 大正-昭和時代の版画家。
明治37年12月4日生まれ。油彩画から木版画に転じ,平塚運一にまなぶ。恩地孝四郎主宰の一木会にも参加。昭和7年日本版画協会,18年国画会の会員となる。風景版画がおおく,量感のある山岳風景画で知られた。昭和49年3月27日死去。69歳。北海道出身。川端画学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android