風景版画(読み)ふうけいはんが

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「風景版画」の解説

風景版画
ふうけいはんが

風景を題材とした版画。日本の風景版画は,江戸時代初期の版本挿絵の風景描写に始り,中期浮絵には西洋透視図法に基づく風景が描かれ,また美人画の背景として銅版画法や油絵手法を加味した自然描写が行われた。さらに末期には葛飾北斎,安藤広重らによって風景版画が大成され,浮世絵版画では重要な位置を占めた。主要作品に北斎の『富嶽三十六景』 (1831) ,広重の『東海道五拾三次』 (33~44) などがある。

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