ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「前脛骨筋」の意味・わかりやすい解説 前脛骨筋ぜんけいこつきんtibialis anterior 下腿を構成する脛骨の外側面から起り,その前縁の外側面に沿って下がり,上下の伸筋支帯の下をくぐって足底の内側縁で内側楔状骨と第1中足骨底の足底面につく筋肉をいう。足を背側に曲げ,かつ内反 (足底を内側へ向ける運動) させる働きをする。深腓骨神経に支配される。過度の運動,歩行などによってこの筋肉に浮腫,出血,痛みの生じることがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by