剖判(読み)ほうはん

精選版 日本国語大辞典 「剖判」の意味・読み・例文・類語

ほう‐はん【剖判】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 天地などの分かれ開けること。開闢(かいびゃく)
    1. [初出の実例]「竊惟、清濁剖判、最霊権輿」(出典:三教指帰(797頃)上)
    2. 「天神既に天地剖判の始に生れて、億兆人類の祖たり」(出典:開化本論(1879)〈吉岡徳明〉下)
    3. [その他の文献]〔韓非子‐解老〕
  3. はっきりと区別がつくこと。また、はっきりと区別して分けること。
    1. [初出の実例]「孟子性善を言功と同とあり。利の弁を剖判して論ぜり」(出典:大学垂加先生講義(1679))
    2. [その他の文献]〔左思‐呉都賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「剖判」の読み・字形・画数・意味

【剖判】ほうはん

開闢。

字通「剖」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む