剣微塵子(読み)ケンミジンコ

デジタル大辞泉 「剣微塵子」の意味・読み・例文・類語

けん‐みじんこ〔‐ミヂンこ〕【剣×塵子】

甲殻綱の一群総称。体長1~3ミリの動物プランクトンで、淡水にも海水にも生息する。種類・個体数ともに多く、魚類などのえさとして重要。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「剣微塵子」の意味・読み・例文・類語

けん‐みじんこ‥ミヂンこ【剣微塵子】

  1. 〘 名詞 〙 淡水産のプランクトン生活をする甲殻類のキクロプス類の総称。体長一~三ミリメートルで、頭・胸・腹の三部からなる。長い触角と胸脚とで泳ぐ。昼間は底に沈み、夜間は水面近くに集まる。魚類の天然飼料として重要な類。海や汽水にも近縁種がすむ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「剣微塵子」の解説

剣微塵子 (ケンミジンコ)

動物キクロプス目のプランクトンの総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android