剣淵川(読み)けんぶちがわ

日本歴史地名大系 「剣淵川」の解説

剣淵川
けんぶちがわ

上川郡和寒わつさむ町に発し、同郡剣淵町、士別市を流れる一級河川。天塩川水系の一次支流で、流路延長三九・三キロ(うち指定区間三九キロ)流域面積六四五・三平方キロ。和寒町南端の増子ましこ(五〇五・六メートル)北麓を源とする。同山は天塩川水系と石狩川水系の分水嶺となっている。上流より和寒町でマタルクシュケネブチ川・辺乙部ぺおつぺ川・六線ろくせん川、剣淵町でパンケペオッペ川、士別市南端で犬牛別いぬうしべつ川を合流して北流し、士別市街地北西で天塩川に注ぐ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の剣淵川の言及

【剣淵[町]】より

…人口4466(1995)。名寄盆地の南部に位置し,天塩川の支流剣淵川が北流し,宗谷本線,国道40号線が通じている。地名は剣淵川のアイヌ語名〈ケネニ・ペッ(ハンノキ林の川)〉に由来するという。…

※「剣淵川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」