副い使い(読み)そいづかい

精選版 日本国語大辞典 「副い使い」の意味・読み・例文・類語

そい‐づかいそひづかひ【副使・小使】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 正使を補助し、付きそって行く使者。ふくし。大使(おおつかい)に対していう語。そえづかい。
    1. [初出の実例]「則ち復小野妹子の臣を以て大使と為。吉士雄成を小使(ソヒつかひ)と為」(出典日本書紀(720)推古一六年九月(岩崎本平安中期訓))
    2. 「弟子二十四人とそひ使大伴宿禰古麿が船にのりて」(出典:観智院本三宝絵(984)下)
  3. 第二位の役人次官副官
    1. [初出の実例]「吉備臣を以て副(ソヒツカヒ)と為(し)山守(やまも)部を以て民と為」(出典:日本書紀(720)顕宗元年四月(図書寮本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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