普及版 字通 「剴」の読み・字形・画数・意味
剴
12画
[字訓] かま・きる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は豈(がい)。〔説文〕四下に「大なり」とあり、大きな鎌をいう。「一に曰く、するなり」とは磨切の意。〔広雅、釈詁三〕に「するなり」に作る。また〔玉〕に「切るなり、動くなり」の訓がある。
[訓義]
1. かま、大きなかま。
2. きる、みがく。
3. ちかづく。
4. よそえる、あたる、あてはまる。
5. 磑と通じ、する。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕剴 キル・ナヅ・ハゲム・ウゴク・スル
[熟語]
剴易▶・剴摯▶・剴切▶・剴直▶・剴到▶・剴備▶・剴諷▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報