劉【よう】(読み)りゅうよう

百科事典マイペディア 「劉【よう】」の意味・わかりやすい解説

劉【よう】【りゅうよう】

中国,清代の書家思想家。字は崇如,号は石庵・木庵など。諸城(山東省)の人。官は体仁閣大学士に至る。博学経史,諸子の学問に通じ,詩文題跋も巧み。書を最も得意とし,伝統派の法帖(ほうじょう)に基礎を置く豊かな情操をたたえた書風は世に重んじられた。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む