力万村(読み)りきまんむら

日本歴史地名大系 「力万村」の解説

力万村
りきまんむら

[現在地名]上月町力万

上月村の西に位置する。大日山おおびやま川が東流し、同川南岸を美作道が通る。慶長国絵図に力万村とみえる。江戸時代の領主変遷は上月村に同じ。正保郷帳では田方二四石余・畠方六五石余、旱損所で、芝山・小松はえ山がある。元禄郷帳では高六七石余。天保郷帳では高七四石余。年貢米などは久崎くざき村河岸へ道程一里四町、駄賃一匁で運び津出しした(延宝七年「津出し道法等書上」間嶋家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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